病理

本日の沖縄タイムス一面は、松岡利勝農林水産大臣の記事。
議員宿舎の部屋からは8通の遺書が残されており、その内一通には国民と後援会に向けてのお詫びがが記されていたという。

複雑な事情と、厳しく糾弾されていたという状況は理解できるにせよ、国政を担い日本の国づくりの中心にいる責任のある人物が自ら命を落とすという事実は、非常に憂うべき事態であるのは間違いない。

実態を把握できないいじめの問題、そして、小中学生の自殺やネット上で志願者を募った集団自殺など傍目には以上に見える社会の歪んだ構造が、国政の頂点にも存在していたという事実。結局、若者が自殺に至る経緯も今回の松岡氏の一件も本質的には同じ病理から生まれてきているのだろうか。



八重山の青い海に潜ってまぶしい太陽にさらされる機会があったら、死ぬことなんか馬鹿らしくなったはず。誰から責められてもいじめられても空を見上げればそこには無限の空間が浮かんでいるのだから。

松岡氏のご冥福を心よりお祈り申し上げる。

コメント

匿名 さんのコメント…
コメント拝見しました。
自分もそんなことあります。

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