2012年総括というほどのモノではないけれど。



気がつけば2012年も残すとろこ10時間程度となった。

Best mix of Macro aspect and Micro aspect.

組織に属する生活に戻り早いもので1年半程が経過した。当初予想していた展開とは随分異なった流れになってしまったが、沖縄に来てからの長いブランクを考えると、必然的な準備期間の一年だったのかもしれない。

商人として大局的にモノを俯瞰する感性を背負いつつ、現場の仕事に明け暮れた一年でもあった。周囲の同じ釜の飯を食う仲間達がおしなべて持っている「諦め」の気持ちの源泉を理解することができたのは、良かれ悪しかれ、これも必然だったのだと思う。

結果として2012年年頭に立てた1割増しの販売計画は達成することができたが、これも1割増加させる為の仕掛けを作った訳でもなく、その都度生じる商談をこなして行った結果がこうなったというだけで、新たに訪れる一年の目標をどのように立てれば良いのかすら、現時点では見えてこない。

少しずつ理解者を増やし、少しずつ前に進んでゆくしかない。それには、自分自身が周囲の大半の職員と同様に流されるわけには行かない。大局を俯瞰する姿勢を忘れずに現場と対峙してゆく必要性を切に感じる。

来年は形に残したい。準備期間は1年で充分。戦略的にかつ愚直に進むべき方向を見据え末端から組織を動かしてゆく。

Know someone,know myself.

2012年はこれまでの人生の中でも格段に出会いの多い1年だった。

友人と酒を酌み交わし語り合う時間の貴重な幸せを改めて理解した年でもあった。心から信じる事のできる友人がどれだけ大切なモノだったのかを改めて考える事のできる一年であった。

数多の数の人間の人生が、ここ沖縄という地で交錯する瞬間。そして、その瞬間がかけがえのないものに昇華してゆく過程。孤独でいる時間が長かったからこそ気がつけた事なのかもしれない。

Leave my family behind.

7月には母と弟とこの沖縄の地で再会することができた。想像以上に老け込んだ母の姿を見るにつけ、自分の親不孝さ加減に心が痛む。人は年老いいずれ朽ち果てる。その瞬間が母にも訪れる事を想像すると、胸が掻きむしられるような想いに駆られる。

そんな感傷にひたる前に、今、自分が出来ること。きっとそれは自分が幸せになる事なのかもしれない。

来年はひとつくらい親孝行をしてあげたいと切に思う。

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