WEBサイト製作に関するテクノロジ2

WEBサイト製作において、グラフィックデザインは欠かせないスキルである。

HTMLやCSS、PHPやASPなどのスクリプト言語は、開発製作する際に作業を効率化するツールは存在するものの、基本的にはテキストエディタ一本で完結する。つまり特定のソフトウェアを利用する必要はない。しかしながら、グラフィックデザインに関しては、業界の雄であるAdobe社の製品であるPhotoshopやFireWorksなどのグラフィックソフトウェアは欠かせないものとなっている。

そして、それらAdobe社のツールに代表されるソフトウェア群は単体で利用することよりも、複数のソフトウェアを利用し一つのグラフィックコンテンツを完成させる手法が一般的になっている。これまで使い慣れてきたユーザインターフェースで作業したいニーズもあるだろうし、やはりFlashのみで全ての画像の加工はしきれないわけで、写真のレタッチにはPhotoshopやらFireworksなどを利用する必要がある。

つまりWEB製作者はかなりのスピードで進化し続けるそれらのツールを手足の様に扱えるスキルが要求されるわけで、とりわけSOHO環境で専門スタッフもおらず一人でコンテンツを作成してきた人間にとっては、莫大な労力を要求している。

自分もまさにその範疇におさまる人種で、サーバサイドの技術からユーザインターフェースに関わる技術まで一人で網羅しようとすると、必ず何処かでほころびが出る。まず、OSの知識。ユーザが実際に利用する環境を理解していないことには、快適に閲覧できるコンテンツは開発できない。JavaScriptなんかは、環境に依存しない実行環境を提供するのが売りではあるが、やはり細かいところの動作で、OS環境により異なった挙動を見せる。

そして、サーバーサイドのテクノロジ。IISやApacheなどのwwwサーバと、バックグラウンドで動くRDMSシステム。RDMSとコンテンツを連動させる為のPHPやASP等のサーバーサイドスクリプト言語も必要となる。

これらのテクノロジは日々猛烈な勢いで進化を続けており、これらを全てフォローすることは難しいにしても、サイト設計の段階である程度完成物の目処を立てるためにも、これらすべてを網羅している事は重要である。WEBクリエイターの第一線で活躍する人物はそれらをバランスよく習得しているはずである。

難しい話になってしまったが、まずは一歩一歩できることから解決してゆく。ここではMDNの「Photoshopデザインスクール」という教本をもとに学習したことを忘備録としてまとめてみたい。

Photoshopの基礎中の基礎


画像補正
範囲選択
レイヤー機能

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