今年を振り返る

2007年がもうすぐ終わり新しい年にかわろうとしている。沖縄に漂着してから安定した収支を支えてくれた機械やホールも、今年は改正風営法の施行による完全5号機への移行にともない厳しい状況になっている。自分の周囲のプロの人々も、あるものは廃業し、あるものは引きこもり、、、と確実に流れてゆく時間の非情を痛感する。
2008年が訪れる前に、今年を振り返ってみる。
2007年1月~3月半(第1クオータ)
2006年9月のスーハナ・南国育ちの撤去から若干の放浪を経てたどり着いた店舗にて、ドンハナ、スーシオ、ワンバー、島唄などで比較的順調にしのぐが、3月初旬に新店長就任してから状況が悪化し、データは引き続き取り続けたものの徐々に他店舗にシフト。結局、最初の6枚交換店に舞い戻ることになる。イミソーレの洗礼を受けたのもこの時期。年をまたいだ2006年の9月からこの時期まではスロ生活の中でも群を抜いて良好な収支を収めている。同時に、稼働日数・稼働時間もマックスで毎日、体を休めたい衝動に駆られていた。2007年3月後半~6月(第2クオータ)
長期間別店舗に居た為、島唄・イミソ等のストック機は競争が激しい為、ワンバーメインで稼動を開始する。変更判別は基本的には使えるものの、打ち換えトラップもあり素直には上げてこないが3人体制で稼動し着実に収支を上げる。6の入らないスーシオや設定が分かりそうで分からないイミソには結局殆ど触れなかった。短い期間ではあるが、5月上旬頃から6月末に迫る島撤去に備えた回収モードに入った為、モチベーションが下がる。気分を転換する為に5月のゴールデンウィーク終了と同時に石垣・西表島に2週間程旅に出た。2007年7月~9月(第3クオータ)
徐々に去勢されるがごとく撤去され続けている4号機の撤去ピークが7月末。猛烈な台風の日に押忍!番長が撤去され、最後の4号機イミソと俺空のみでの立ち回りとなる。すでにスーハナ時代の常連客や若いプロ連中は廃業している者が多く、この時期まで残っている連中はある意味筋金入りのプロ揃い。すでに15年以上これ一本でやってる人や、ベンチャー企業よろしく人材を使いこなし手堅く収支を上げてく奴ら。ワンバーを打っていた比較的年齢層の高い常連も参加し、短いが非常に濃いイミソバトルの熱い日々が始まった。途中、思うように勝てず苦戦もしたが結局、撤去の最後まで打ち続けることとなる。
2007年10月~12月(第4クォータ)
4号機が完全に撤去され、本格的な5号機時代の幕が上がるものの、これまでの出玉推移に慣れた体では、なかなかモチベーションも上がらず、打ったり打たなかったりの日々。今後の事を考える時間も持てた。4月頃、「百スロ」屋の運営やら国頭のリゾート利用の案件やら、仕事を復活させる意欲が頭をもたげるが結局実現しなかった為、9月までは打ち通した。10月には念願のNAUIのスキューバダイビングオープンウォータライセンスなるものも取得。沖縄近辺の海域制覇よろしく毎週の如く潜りに出かけた、遊びの時期。後半は徐々に仕事を開始。本当は、もう少しスキルをアップした上で開始したかったが、まずは仕事を詰め込んでそのなかからスキルを磨いてゆく方法を選択。最近のネットワーク技術の進歩は尋常ではなく、HP一つ作るのに数多くのノウハウが要求されており、時代の流れを感じる。
今年、後半から取り掛かりだした仕事。どこまでやれるか未だ分からないが、もう後は無い。やるしかない。技術的なこと人材的なこと、様々な点で苦労するのは目に見えているが、今年は自分の人生の折り返しと自覚して大きな一歩を踏み出したいと思う。
まずは、一年間無事に生き抜くことができたことを感謝したい。
新たなる年は自分自身の改造を希望している。
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